どうも、ジンです。
今回は僕の活動理念についてお話しします。
僕がこの先、長く生きていく中で
こんなことになったら嬉しいな、幸せだな
そう思うことを書いていきます。
そのために
そもそもなぜ僕がマーケティングを学ぶことになったのか
話していきます。
あれは10年前
僕は
400万円の投資詐欺
に遭いました。
その始まりはある営業電話、、、
いわゆる儲け話です。
当時、特にお金に困っていたわけではなかったのですが
世間知らずの僕は
軽い気持ちでその営業マンの投資話を聞くことになります。
この行動が間違いでした。
世間知らずの僕は
セールスマンの口車にまんまと乗せられ
契約してしまいます。
頭金は50万
その時、丁度貯金も50万円ほどだったので
投資で利益が出れば大丈夫だろうと
甘い考えでした。
この投資は電話のやり取りで進みます。
「今買ってください」
「今売ってください」
これを僕から代理の取引者に口頭で伝えて
代わりに売買をしてもらうというやり方だったのです。
何かアプリのようなもので売買の推移が見れるワケでもなく
取引の実態が分からないまま、
相手の言うことをただ聞いて
そのまま取引を続けるという
普通ならありえないスタイルです。
客観的に見れば「それ詐欺じゃね?」というのは
分かると思います。
でも、僕はあまりに無知すぎて
そのまま相手とのやり取りを続け
大事なお金を預けてしまっていたのです。
自分が買えと言っても、相手が本当に買っているかは分かりませんし
売れと言っても、実は買っているかもしれません。
相手が利益が出ていますと言っても、実は損失が出ているかもしれません。
自分がどういう状況にあるのか、確認する術がないのです。
これは本当に怖いことなのに
相手が取引のプロであるということをなぜか妄信して
すべて一任してしまっていました。
最初は利益が出ました。
「今日は1万2000円の利益が出ましたよ。おめでとうございます」
それを聞いて、安堵したことを覚えています。
でもそのあとは、
どんどん損失が膨らんでいき
最後には
350万円の損失になってしまいました。
今思えば、それも詐欺師のテクニックなわけですね。
一度プラスの結果が出ると人は、一貫性の法則が働いて
その先も結果が出るだろうと思い込みます。
投資ではよく使われる「ポンジスキーム」もその原理です。
実際は利益が出ていないけど、投資金として集めたお金を
あたかも利益が出ているかのように一旦還元して相手を安心させる。
そして、お金を投資させ続けて、お金を集めるだけ集める。
ある程度お金が集金できたら、とんずらをする
という話です。
こんな詐欺行為の原理は、ちょっと調べれば分かるのですが
当時は目を$_$マークにして喜んでしまってました。
冷静ではなかったんですよね。
だから儲け話には詐欺が尽きないわけですが、、、
そんなこんなで、
損失を相手が僕の代わりに補填してくれたということで
借金して350万円を支払うことになります。
そして、元々預けた50万と合わせて400万円の損失。
本当ありえないです。
詐欺ってきた向こうもですけど、僕の無知さが本当にあり得ない。
でも、現実なんですよね。
知らないことがいかに怖いのか
を思い知りました。
投資詐欺、そして稼ぐ世界へ
投資詐欺に遭ってからと言うもの
僕は何とかその損失を取り返すために躍起になっていました。
巷で稼げると言われているものには、ほとんど手を出したと思います。
・アフィリエイト
・せどり
・Youtube
・無在庫転売
・バイナリーオプション
・FX
等々
「これなら稼げる」
という情報には課金しまくってきました。
おそらく数百万に及ぶと思います。
実際にいくつかのビジネスでマネタイズすることはできました。
でも、思ったように結果は出ません。
もちろん、課金したお金を回収することは叶わず。
借金だけが残ります。
こんな生活を続けてきました。
でも僕は
完全に「稼げる情報」に溺れ
課金を繰り返しました。
将来の生活より、今稼げる情報を優先していました。
ノウハウコレクターと言えば、まだ聞こえはいいかもしれませんが
ここまで来ると、もはや
ノウハウ中毒
ですよね。
稼ぐことより、情報を手に入れることに快感を覚えている
どこかに稼げる情報がある
そんな心理です。
しかし、採算の無い生活を続けていたのですから
当然お金は無くなります。
貧乏生活が始まりました。
ガス、水道、電気が止まりました
そして
お店で一番安い商品も買えない
極貧生活です。
笑えてきました。
そして、惨めで、自分が嫌いになりました。
「まったく金ねーじゃん、おれ。ホント、バカみてぇ」
でも、さすがに生命の危機を感じました。
このままではマズイということで
稼ぐことを諦め、まずはお金の使い方を見直すことにしたのです。
それから少し生活に余裕が出て、
本当に自分に必要な情報を探し始めたのです。
詐欺と極貧生活から見えたもの
僕は
「詐欺をした外道のせいでこんなことになっている」
と他責的になっていました。
それが当然だと思っていました。
クソ詐欺師め
と何度恨んだことか分かりません。
でも、結局
騙される自分が悪いんです。
もちろん、
騙す人間は悪いんですけど
騙される方のリテラシーが低いから
騙す人間がはびこるわけです。
騙されない人間にならないといけない。
知識をつけないといけないんです。
それに気付きました。
そして騙されてから僕は
「絶対稼がなくちゃ」
という一心で生きていましたが
思ったような結果が出なかったのです。
それもそのはずです。
稼ぐことの原理原則を分かっていなかったのですから
巷にある情報は確かに稼げるものもあると思います。
現に昔実践した稼ぐ仕組みを放置していますが
今も稼ぎ続けてくれてはいます。
でも、稼ぐための原理原則を理解してそうなったかというと
そうではありません。
たまたま稼げたというだけです。
やってみたら、なんか稼げた。
これだけの話です。
自分なりに何か再現性を感じてそうしたかと言えば
そんなことはなく、たまたまそうなっただけ。
これって怖いなと。
たまたま稼げた
これは嬉しいことかもしれないです。
でも、いつ稼げなくなるか分かりません。
同じことをやれるかと言うと分かりません。
再現性がないですから。
要するに僕は
根本的にいろいろ間違っていたんですね。
・誰かが稼がせてくれる
・どこかに絶対稼げる情報・正解がある
・一旦稼げれば万事OK
こんなうまい話はありません。
誰かが稼がせてくれるのではなく
自分が行動するから稼げるようになります。
何かに依存した稼ぎ方をしている限り
いつまでも安心は訪れません。
稼ぐためには正しい優先順位があります。
それに沿って行動していくしかありません。
そして、”稼ぎ方”を追うことは本質ではありません。
そこには再現性がないのです。
お金が生まれる原理原則から学ばないと、
永遠と”表面的な稼ぎ方”を追うことになります。
逆を言えば、お金が生まれる原理原則を学べば
稼ぎ方を生み出すことは容易になります。
これに気付くのに
僕は膨大な時間と、お金を無駄にしました。
本当にほぼ諦めていたと言っても過言ではないです。
今でこそ、原理原則に沿って行動を続けていますが
そうでなければ一生
「自分には無理だ」
「お金がなくても何とかなる」
とか言い訳しながら
惨めな生活を続けていたと思います。
僕が目指すところ
僕には理想とするものがあります。
一言で言うなら
自由
です。
自由の無い生活ほど息苦しいものはない。
騙されて貧乏をして
・食べたいものが食べられない
・買いたいものが買えない
・住みたいところに住めない
・したくない仕事を続けるしかない
こんな生活をしてきました。
ここに自由はありません。
買いたいものではなく、買えるもの
食べたいものではなく、食べれるもの
住みたい場所ではなく、住める場所
したい仕事ではなく、したくない仕事
お金がないことは
自分の人生の選択肢を狭めます。
今の生活で十分幸せだと思う人もいるでしょう。
でも、それを言うのは
やれることを全部やってからでいいのではないかと
思うのです。
確かに僕らは幸福な時代に生きています。
普通に生きていても
それなりに生活はできますから
最悪、生活保護もあります。
でも、もしかしたら
その殻の外にもっと楽しい世界が待っているかもしれない。
それを知りたいかどうかは別にして
もし知ってみたら、体験してみたら、
何か大切なものが見つかるかもしれない。
ぼくはそう思っています。
そのためにも
まずお金を稼ぐ原理原則を学ばないといけないから
学んでいます。
お金があれば
人生の選択肢が増えます。
もちろん
やりたくないことはやらないこともできるし
今までできなかったこと、我慢してきたこともできるようになります。
でも、僕がお金を稼ぎたい理由はそれだけではありません。
さきほども言ったように
今知らない、体験していない世界に行くことで
大切なものがきっと見つかると思っているんです。
というか、それが楽しみなんですね。
僕は「ジン」という名前で活動しています。
これはHUNTER×HUNTERという漫画の登場人物
ジン=フリークスから取った名前です。
Pixivより引用
彼は、主人公のゴン=フリークスの父親で、
ハンターとして
世界中を旅しています。
小さいゴンを残して、ジンは家を出ていきます。
育児放棄とかいう話はとりあえず置いておきます。
ゴンが父親であるジンのゆくえを追って
世界を旅するというのが
ハンターハンターの大枠のストーリーなのですが
ストーリー終盤、
ついにゴンは、ジンに会うことができました。
そのときにジンがゴンに言った言葉がとても心に残っています。
「大切なものは、いつでも欲しいものより先にやって来た」
これを聞いて僕は
ビビッと来ました。
自分がぼんやり考えていたことを
言葉にしてくれたからです。
僕はお金が欲しかった。
そのために
いろいろやってきた。
でも上手くいかなかった。
ただ、お金(欲しいもの)を求める中で
お金を稼ぐ上で本当に大切なことに気付くことができた。
上手くいかない経験を通して
本当は何が大切なのか
それと向き合うことができた。
大切なもの(お金ではない何か)を手に入れるために
僕は欲しいもの(お金)を追っていたんだなと
気付きました。
その”何か”については
これから
色々な形で伝えていければいいなと思っていますが
とにかく
言いたいのは
「欲しいものを我慢しなくていいじゃない?」
という話です。
ジンの言葉にもあるように
欲しいものを追っていたら
きっと大切な何かが見つかるのだから
それに欲しいものを我慢する人生は
人生の臨場感をなくしてしまいます。
人には絶対何かしらの欲望があるから
一旦、その欲望に素直になって
欲しいものを追いかけてもいいじゃないかって。
失敗もするかもしれないけど
結局その1つ1つが大切なものに気付かせてくれるから。
僕の場合は
まずはお金の稼ぎ方です。
そのためのマーケティングです。
マーケティングは
ものが売れる流れをつくる学問です。
これを世に広めていけば
お金を稼げる人が増える。
そうしたら
自由な人が増える。
そうしたら
本当は欲しかったものを手に入れる人が増える。
そうしたら
自分の殻を破って
新しい大切なものを見つける人が増える。
良いことしかないです。
そして、
僕はその先に
大事なものが報われる世界
を築きたい。
マーケティングを学んでいたら
お金が稼げる。
そうしたら、まず
・自分にとって大事な人を守ることができる
愛は大事だと言うけれど
どんなに愛があっても、お金が無いと大事な人を守れない。
それが現実。
でも、お金を稼ぐ原理原則を学んだら
一生食いっぱぐれない、大事な人を守れる強さを手に入れることができる。
・ものの売り方が分からない。でも価値の高いものを売っている人を助けてあげることができる
世の中には、凄い価値を生み出しているのに、
それを広める力(マーケティング)を学んでいなくて消えていく人や会社がある。
でも、僕がマーケティングを学んだら、
そういう人たちを助けてあげることができる
全てを助けてあげることはできなくても、
少なくとも自分にとって大事なものが、生き残り続ける世界にしたい
・価値の高いものが世界に広まったら、価値の低い、中身のない詐欺商品、詐欺師が淘汰されていく
これが結構大きい。
僕を騙した奴らがどうなったかは知らないけど
世の中には詐欺師が溢れてる。
それに騙される人もいる。
でも、価値の高いもの(マネーリテラシー、ファイナンス(財政)の知識)が世界に広まったら、それに学ぶ人が増えて詐欺から身を守れるかもしれない。
こういったことのために僕は、今後も活動していきたいと思ってます。
でも、まずは手の届く人から
少しずつ価値提供していきたい。
お金稼ぎは悪いこと
みたいな風潮があります。
でも、それは間違っています。
お金稼ぎは、詰まるところ、価値提供です。
相手の人生をより良くするために行う営みなんです。
価値を提供するのに、
悪いことなんてあるでしょうか。
かつての僕のように
「お金を稼ぐ」が先頭に来るから、おかしなことになるのであって
「価値提供」がまず先頭に来るのが大事です。
その結果として、お金がついてくるということです。
お金が稼げることを良しとする言い方をしてきたので
勘違いする人がいますが
自分が稼ぎたい
を捨てると稼げるようになります。
つまり、
相手を稼がせる
ということです。
少し話が長くなったのでこの辺にしますが
とにかく
マーケティングは、人生を変える学問です。
ものを売ることは、人を学ぶことだからです。
人を知れば、人生に困ることは無くなります。
あなたも、ぜひ仲間になりましょう。
そして、大切な何かを手に入れる旅に出ましょう。
ジン